平成14年第1回定例会予算特別委員会〜平成14年3月11日

 

○横田委員


◎TT加配問題について

教育委員会に何点か質問します。

我が党は、私を含めて3人が質問しますので、委員長は8分たったら教えてください。

まず、先日の報道で、TT加配につきまして、道教委が責任をとるというような報道が出ておりました。これは、私らも、道教委の各種さまざまな文書についてはおかしいということを申し上げております。

その中に、北教組のコメントとして、政治的な意図があるのではないかとか、あるいはねらい撃ちでないかというようなコメントがされておりました。これは語るに落ちると言いましょうか、どこでもやっているからいいのであって、たまたま我々がねらわれたというふうにしか聞こえませんが、ちょっとこのコメントはおかしいのかと思っておりますので、冒頭に申し上げます。

緊急質問の中で、加配校に執行委員がどの程度配置されているのかという質問に、14名というご答弁をいただきました。私の質問は、執行委員さんが何人いて、加配校には何人いるのかということだったのですが、私が調べたといいますか、お聞きしている範囲では、執行委員は全部で16人だそうです。17人のうち1人は高校ですので、違うと思います。16人のうち14人、率にしますと相当高率な配置率になっているわけですね。

この点について、教育委員会の方でちょっとご答弁をお願いいたします。なぜこういう配置になっているのか。

 

○(学教)総務課長

ただいまのご質問ですが、執行委員16名のうち14人というお話でございますけれども、たまたまTTの加配校につきましては、学級数の大きい学校からということでございまして、執行委員の選出の方法は私どもはわかりませんので、その辺についてはご理解いただきたいと思います。

 

○横田委員

北教組の方はどういうふうに配置しているかわからないというのはもっともなご答弁なのです。しかし、数字的にだれが見ても、16人中のうち14人が加配校におられると。労働軽減だというさまざまな報道がありましたけれども、その辺にそれこそ何か意図がないのかというふうに私どもは感じます。

緊急質問でお願いしたときは、年度別に教えてくれと言いましたが、13年度しか出ておりません。その後、お調べが大変だというお話でしたけれども、後ほどでも結構ですので、わかる範囲で、各年度ごとにどんな配置になっているのかもお知らせください。

次に、校内人事委員会というのがあると。ご答弁では、これは校長の諮問機関というようなお話でございましたが、これはどうなのでしょうか。

私が聞き及びます範囲では、例えば修学旅行委員会だとか、生徒指導委員会だとかというものとは別だというふうに聞いております。正式な機関であるのかどうか、それについてお伺いします。

 

○(学教)指導室長

校内人事委員会の位置づけについてでありますけれども、これについては、学校はそれぞれ状況が違うようで、いわゆる条文のない、規定のない内規として位置づけてある項目でありますし、それから、校務分掌上に校内人事委員会という位置づけのあるものでございまして、その中で、諮問的あるいは補助的な役割を果たす機関であるというふうに私どもは聞いております。

 

○横田委員

社会通念上といいましょうか、我々がそうだなと思うのは、人事というのは、通常は管理者がするわけですよ。

ところが、人事される側が、自分たちが主体となる人事委員会をつくって、自分たちで人事を決めると。お話によりますと、職員会議で、人事委員会でこう決まったからということで、校内の分掌ですか、あるいは教科担当とかを決めているようなのですが、これはちょっとどうなのでしょうか。我々はおかしいなと思うのですが、教育委員会のご見解をお伺いしたいと思います。

 

○(学教)指導室長

人事委員会の性格並びに校長の役割についてでございますが、人事委員会は、校内の人事について、これは具体的には学年担任ですとか校務の分掌等を決定するということは、私どもは正しくないと思います。

各校長からの報告の中では、それぞれさきほど諮問的、補助的と申しましたけれども、校内の委員会の中で検討されたものを、校長がそれを受けて、校長の判断で決定をする、その上で職員会議等に周知を図るというふうに聞いておりますので、あくまでも校長の指導の下に決定されるべきものである、そういうふうに考えております。

 

○横田委員

私がお聞きしている先生方の話とは、今の内容はちょっと違うふうに思います。

こういうふうに聞いています。管理職は出席できない。まれにオブザーバーとして出ることがありますが、発言権はない。職員会議で、先生方が「これから人事委員を決めます」あるいは「人事委員会を開きます」と言って別室へ行く。そして、決まったことを「人事委員会でこう決まりました。校長、これでいいですね」と。そうする、と、校長は「うん」と言う。こういう形のお話を何点か聞いております。

これは、私どもはちょっとおかしい話であると。こういう校内人事委員会、これが、例えば今回のTT加配についても、教員の方が教科担当を決めているわけですから、この辺の何かおかしい部分があるのではないかというふうに思っております。

職員会議は、これまでと変わりまして、昨年1月から校長の補助機関とするということで、校長が主宰するということで管理規則が変わりました。しかし、実態はどうなのかというところは、我々もまだまだ追及していかなければならないところかなと思っております。

学校教育法の第28条「校長は、校務をつかさどり、所属職員を監督する」とあるわけですね。ですから、人事権は、当然、校長が持っているわけですから、校長が諮問するというのもおかしい話で、これは校長の権限でどんどんやっていただければいいことなわけですけれども、その辺がちょっと不明瞭といいましょうか、校内人事委員会というのが果たして正式な正規の機関であるのかどうかということも疑わしいということを一言述べておきます。

次に、TT加配の職員会議等の実際の運用面についてお尋ねしたのですが、その中で、校長が加配の趣旨を説明すると。次年度の加配申請をする旨、教職員に徹底を図る。加配対象教科、学年時間数、TTや少人数授業の指導形態については「確認をし」となっていましてとご答弁をいただきました。

この確認をしたというのは、目的外に使用するということを確認したというふうに理解してよろしいですか。

 

○(学教)指導室長

この件につきましては、各学校でそれぞれの状況がございますので、どの教科ですとか、それから、その教科の対象学年をどの学年にするか、これについて校内の状況を校長が判断し、そのことを教職員と確認をし、その上で、その確認をもとに教頭が指導計画を作成するという趣旨と私どもの方では受け止めております。

 

○横田委員

ちょっとよくわかりませんけれども、指導計画というか、確認をする、TT加配や少人数授業の指導形態について確認をすると。今のお話ですと、多分このときはこういうふうにTTをやろうかということで確認されたとします。そうすると、教頭が実施計画書をつくる。これも、当然、TTをやるのだよという計画書になると思います。

そうすると、今度はこの報告書を出すわけですけれども、実際には当然TT加配をしていないわけで、目的外で使用しているわけですから、どこで、やったという、TTをしたよという報告書が作成されるようになるのかがちょっとわからなかったので、緊急質問でもお聞きしたのですが、その点はどうでしょうか。

 

○(学教)指導室長

実施計画の作成にかかわってですが、これは、次年度の計画に際しましては、前年度のうちに希望するということになろうかと思います。その折、来年度についてはどうするかという各学校の実態を見ながら計画することになります。

その折に、前年度の成果を書くことになりますが、それは10月下旬のことになりますので、さかのぼってその年度の年度当初に、昨年度の計画はこういう形で出ている、今年度はこの計画に従って実施したいということで、校長の方からは各学校で説明をしているというふうに報告を受けております。

その中で、新しい人事構成の中で、校長がるるその趣旨について説明し、実施計画に従って実施するということを説明する中で、どうしてもその面で十分な合意を得られず、目的外の運用を拡大するという方向にならざるを得なかったと。それが、10月になりまして、次の年度の報告をする折に、結果としては、実施していない状況を記すことになっている、そういうふうに押さえております。

 

○横田委員

時間がないので余り突っ込んで聞きませんけれども、ご答弁では、いろいろな教職員と校長、教頭、校長が確認をしたと。その確認をもとにして教頭がうんぬんと。くれぐれも、実際に作成した教頭や管理職だけが例えば処分の対象になるということではなくて、すべて確認をしているという答弁は重いと思いますので、いろいろこれからの調査などもあるでしょうけれども、実態といいましょうか、その辺をしっかり確認していただきたいということを申し添えておきます。

時間がないので、次に進みます。

TTの最後に、私がご質問をしたのは、これまである、道教委と北教組もですか、それから、局レベル、それから市教委レベルの各種協定書について、今後、教育長はどういうふうにされる方針ですかということをお聞きしたのですが、そのご答弁が簡単にしかなかったと思います。

今後、この上のレベルはここでどうしようもできないことですから、道教委なり後志教育局がすることであろうと思いますので、市レベルの教育についてどうされるおつもりか。例えば、親ガメがこけたらの話がありますが、道教委がこけたらずっとこけるのでしょうけれども、今のところ、それはいつになるか期待できません。この市レベル、市教委と北教組支部のレベルの協定から変えていこうというか、お話を進めていこうと、あるいは追認しないと、そういったご意思はあるのかどうか、今後の方針についてお伺いいたします。

○教育長

今回のTT加配につきましては、3月1日付けで道の教職員課長の通知が出ておりますが、その時点で、道と北教組本部のものがなくなり、それに従いまして、何といいますか、局間の確認もなくなり、そして、市教委に対してそれを追認してくださいという指導も全くなくなりましたことから、これは事実上、消滅した、無効のものになった、そう考えております。

 

○横田委員

このTTについてはそうだと思います。ほかにもたくさんありますね。それについてもお伺いしたのですが、それについても積極的に追ってお話をしていただく、あるいは、道教委に破棄するようにどんどん求めていただきたいと思います。

 

◎国旗・国歌について

最後に、1点です。

国旗・国歌の話になりますが、間もなく卒業式がございます。それで、4定のときに、私は国旗・国歌についてご質問したときに、国歌については指導がまだなされていないのだけれども、3月には当然実施するというお話でございました。

どうでしょうか。現在、各学校で君が代を実際に指導できるのでしょうか。最後にお聞きします。

 

○(学教)指導室長

今年度に入りまして、国歌の指導状況について、私どもは、各学校の状況把握について、現在の段階で既に指導を終えたという報告をいただいている学校を含めまして、約8割ほどの学校が卒業式までには終了予定であるということで報告を受けておりますので、現在の状況はそのようであろうと思います。

 

○横田委員

もう一回聞きますが、8割が卒業式までに終了する予定ということですね。現在終わっているところは、まだわからないということですか。

 

○(学教)指導室長

現在の段階で既に指導を終えたという報告をいただいている学校は2校ございます。

 

○横田委員

2校ですね。わかりました。

総括のときの斉藤(裕)質問で、研修の話が出まして、研修に行きづらい、雰囲気がそういうことだというお話がありました。音楽の授業を教える際も、教えたい先生はいるかもしれませんけれども、前にも言いましたが、果たして音楽室でポロンポロンと伴奏を弾くのができる雰囲気なのかどうかということもなかなか難しい問題だと思います。そういう雰囲気づくりも現場では必要だと思いますので、その辺も力を入れて、ぜひ卒業式前までに全校の指導が終わるように期待して、私の質問を終わります。