予算特別委員会〜平成17年3月10日

 

○横田委員

 

◎学校運営協議会について

一般質問に関連して、教育委員会に質問しますが、学校運営協議会というものが早くからやっていたと思いますけれども、その周知の関係ですが、今まで地域を通して、それらを周知したことがないというのですが、こういうA4、4枚のパンフレットが文部科学省から出ているというか、ホームページでも掲載しています。これはどこかに配布しているのかどうか。

 

○(教育)学校教育課長

学校運営協議会のパンフレットの関係でありますけれども、確かにインターネットの中では、文部科学省がそのパンフレットを各都道府県教育委員会に配布しているという記載がございますけれども、小樽市教育委員会の方には、そのパンフレットというのはまだ来ていませんので、そのパンフレットについては配布をしていません。

 

○横田委員

道教委に行っておりませんのでわかりませんけれども、中身を見ますと、非常にいいことが書いています。ちょっと紹介しますと、「学校って、郵便局やコンビニと同じくらい家の近くにあるのに、最近、足を運んでないなあ、どうなってるのかなあ、と感じたことはありませんか、地域色豊かな教育を実施してほしい、こんな先生に来てほしい、地域での体験活動を実施してほしい」そういう声を学校の運営に、教育に反映させる制度ですということなのです。PDF形式でこのページを掲載していますので、簡単に印刷できますので、これを周知してほしいと思うのです。なぜ学校で協議会をやってほしいというか、やった方がいいのではないかと言うかというと、地域のお母さんたちに聞きますと、学校の先生にいろいろな提言を、担任とか、また、部活を何とかという訴えもあるのでしょうか、そういうことで提言しても、聞き入れてくれない例が多いということなのです。それで、お母さん方はいろいろな要望をするのだけれども、どうも先生のところでとまってしまうと。先生方は、校長には特に父母からの要望はないというような報告をされているようです、一部の学校ですが。それで、ある日、校長先生がお母さん方に、保護者の要望はないですかと聞いたところ、こういったことがいっぱいあるということも現実にあるようです。簡単に、どんなことを要望されて、それで先生方がどういう回答をされているのかというのを、お母さん方にお聞きしましたので紹介しますと、運動会でPTAの参加種目を入れてほしいと言うと、町内会の運動会でしてください。それから、運動会のダンス、子どもたちはダンスをやるのですね、これをやめたりなんかするところがあったので、やめないでほしいという要望には、運動会は村祭りではないと。これは脚色して言っているのではないですからね。お母さんたちに聞いてきたことです。それから、他の学校のように、運動会に騎馬戦などを取り入れてほしい、回答は、そもそも運動会は軍隊の体力づくりのために始まったものであり、今後は、本州でやっている体育発表会のようなに変わっていくだろう、こう言っているのです。それから、PTAの会則や規約、この学校では相当何十年も前にできたものらしいです。非常にわかりにくいので、あるいは文言なども非常にかたい言葉を使っているので、わかりやすい言葉で見やすいものに変えていきたい、そういう提案をしますと、すばらしい理想をうたっているので、一字一句変えられないと言ったそうです。それから、学級便りをもっと出してほしいという要望には、学年で出さないということにしたので出せません。それから、版画や絵など、受賞した子を学校としても表彰したい、してほしいという要望には、個人的なことであり、その子1人だけを表彰するのはすべきでない、差別だということです。それから、最後に、あゆみ、通知表に一言書いてほしい、これは何回も委員会などでも出ていますけれども、これについては何十年も変わっていないので変えられないと、こういう回答をされたそうであります。まず、今言った事例に対して、どのような感想をお持ちか、教育委員会の見解を聞かせてください。

 

○(教育)指導室長

ただいま委員のご指摘の内容でございますが、市内全体の状況を見ますと、委員もご指摘のとおり、一番大事なことはやはり子どもたちの声や、また、とりわけ保護者の声を聞きながら、教育をよくしていくというのが今の基調でもございますし、そういう流れの中で、各学校が努力をしているところでございますが、例えば運動会の種目につきましても、通知表のありようにつきましても、やはり地域や保護者の皆さんに見ていただくことを通して、また、保護者の口から子どもを褒めてもらって、例えば運動会の頑張りでもそうだと思うのです。やはりその中で、また学校へ帰ってくるという、それが一つの教育効果を生んでいるものと認識してございます。したがいまして、そのような状況の中で、やはりじゅうぶん保護者の話に耳を傾けながら、それを受け止めることで、また、自分の学校の教育が豊かになっていくのだという基本的な姿勢をしっかり持たなければならないと、そういうふうに考えております。

 

○横田委員

室長の話ですが、じゅうぶんわかるし、当たり前のことなのですが、現実にそれでは学校でこういう状態になっているのに、教育委員会として、それではそういう理想とは言いませんけれども、そういうような話をされても、一向に何も進んでいかない。だから、私は、父母の意見がどんどん学校の運営に反映されるような形にしていただきたいと思うのです。ちょっと脱線しますけれども、あゆみに一言も書いていないというのですが、これは前からも聞いていて、私はそんなことはもうないのかなと思ったのです。我々が子どものころは、当然通知表に必ず各学期ごとに書いていました。横田君は頭はいいけれども、おっちょこちょいだとか。いずれにしても、それを書いたものを自宅へ持って帰って、それで親に怒られたり、あるいは褒められたりしたわけですよね。それが現実に今、ここの学校ではないというのですけれども、通信欄を書いていない学校は、小樽にあるのですか。

 

○(教育)指導室寺澤主幹

通知表の通信欄の記入についてでございますが、校長が記入するよう重ねて指導しておりますが、本年度、現段階で、小学校4校において通信欄に記入していない状況でございます。

 

○横田委員

4校書いていないということですが、どういう理由でというか、何かありますよね。ただ書かないわけではないでしょうから。こうこうだから書かない、面倒くさいからということではないでしょうけれども、書かない理由は教育委員会で把握されていますか。

 

○(教育)指導室寺澤主幹

先ほど申しました記入していない4校のうち、そのうち2校については、3学期に記入するという状況になっております。残り2校については、先生方から子どもの様子などについて、保護者に直接話すことが大切であると考えていて、また、書くことによって後に残り、誤解を招くことが懸念されるとの声があって、先生方から理解が得られないと、そうなっております。

 

○横田委員

コメントしませんけれども、ちょっと社会の一般通念からはかけ離れた答えと思います。いつも皆さん方は子どもたちが一番大事なのだ、それから保護者とのコミュニケーション、これも非常に大事だということを言っておられていることがあるものですから、校長が指導しても書かない理由が、今のことではちょっと社会には通じないのかなという気がいたします。そういうことも含めて、一般質問で申し上げましたように、学校運営協議会を北海道として小樽が一番最初に手を挙げてみてはどうかということなのですが、答弁によると、平成16年7月より学校評議員制度をやっているので、この状況を見てからという答弁でございました。そうしたら、評議員は、今、全市で何人いて、これはすぐわかると思うのですが、どのような活動をされていて、何か教育行政に反映されたことはありますか。

 

○(教育)学校教育課長

だいたい1校5人を標準としておりますので、最高5人、少なくとも3人、そういう中でやってございますので、170人ということになっております。評議員の活動ですけれども、評議員については、校長の求めに応じて学校運営に対して意見を言うことができるという形になっておりますので、そういう中で昨年の7月からこの学校評議員制度を発足させております。そういう中で、もう2回ほどそういった校長の諮問をやっているというふうに聞いてございますので、それらが学校運営の方に対して生かされてきて、私たちが目的としております地域に開かれた、地域のための学校という形で、自立をさせているところでございますので、今の評議員はそういう活動をしているということであります。

 

○横田委員

特に目立つ成果はありますか。

 

○(教育)学校教育課長

年度末に、その成果をまとめることを考えてございますし、中間の検査では、やはり地域の人方からそういったご意見をいただくことによって、例えば総合学習の中で、今もやっておりますけれども、地域の人のお話を聞くとか、そういう形で生かされていると校長先生の方から、中間の評価としていただいているところでございます。

 

○教育長

ご質問にお答えいたします。各学校4名ないし5名、さらには6名の学校もございますが、全部の委員を集めてお話をすることもございますが、その学校で起きた問題ですとか、諮問の内容によって、例えば民生委員の方に個別に話をするなど弾力的に対応しているところでございます。それがやはり全部の前ではなかなか言えないのですけれども、児童虐待ですとか、いろいろな問題が起きてございますので、そういう面で個別のお話を聞くことができますし、先ほどたくさん委員がおっしゃいましたいろいろな学校、個別の父母からの学校に対する思いとかがございますので、そういうのは具体的にお話ししていただいてございます。そういう面で、校長としてもその意見を最大限先生方に反映したいという努力も実際ありますし、その中でさらにこれはどうなのかというのは、私たちの耳にも伝わってきているところでございます。ですから、学校評議員制度がない場合とあった場合の伝達の仕方というのは、相当違うのではないかなというふうに考えてございます。中身そのものにつきましては、校長の諮問によってということでございますので、一方的にうんぬんというよりも、校長先生の学校経営上、こういう点はという意見を聞きながら、その学校経営に反映していくというのが大きなねらいとなってございますけれども、そのあたり私は成果があるのではないかと、成果が出ているのではないかと考えております。

 

○横田委員

一般的なことは、もちろん教育長が言うとおりですけれども、私は今聞いたのは、何か具体的に、例えば評議員からこういう提案があったり、こういう意見があったのを学校の評議員制度を使って、校長が取り入れ、それを学校運営に生かした、そんなすばらしい例があるとか、何かそういうのを期待していたのですが、評議員制度を入れるのであれば、もっとその辺を吸い上げたりなんだりすることが必要でないかと思います。それでいて、何か答弁にあったように、評議員制度を見守りながら運営協議会に進めていきたいというような、そういうことになるのだと思います。今の抽象的な話は確かにわかりますけれども、やっていることですから、成果はもちろんあるのでしょう。ただ、どんなすごい成果があるのだというようなことも必要かと思います。